どんがら汁
2020年09月15日 11時40分
山形庄内地方では、冬になると寒鱈祭りと言うのがあります。 地元では、大変な盛り上がりを見せます。 この祭りの中心が、豪快などんがら汁の鍋なのです。 寒の季節だけにしか取れない寒鱈を丸ごと入れています。 寒鱈は、鱈とは違います。 真冬の鱈は、産卵を控えて脂がたっぷりなのです。 この鱈を区別して、寒鱈と呼んでいるのです。 特に寒鱈の肝、白子は汁のコクを出すものです。材料(4人分)
・寒鱈:1尾
・大根:350g
・人参:1/2本
・しめじ:適量
・豆腐:1丁
・長ねぎ:3本
・岩のり:適量
・水:6カップ
・味噌:70g
・だし用昆布:10cm
1.寒鱈はウロコをとり、頭、骨も皮ごとぶつ切りにしておきます。 胃や腸は捨てますが、肝は残しておきます。白子がある雄なら申し分ありません。
2.豆腐は大きめの角切り、長ねぎは斜め切りにしておきます。大根、人参はいちょう切りにしておきます。
3.昆布を出汁にして大根、人参を入れ沸騰させたら昆布を取りだし、寒鱈を入れます。
4.灰汁を取りながらそのまま煮込みます。
5.具材が煮えたら、味噌を少しずつ溶かし込みます。
6.豆腐、しめじ、長ねぎを入れて、ひと煮立ちさせます。
7.器に盛って、岩のりを載せたら完成です。