げんぎょ汁
2020年09月15日 11時41分
新潟県上越地方で冬の珍味と言われるげんぎょが獲れる時期になると、鍋料理はげんぎょ汁が定番になります。 げんぎょは、日本海からオホーツク海にかけて獲れる深海魚です。 表面のぬめぬめした魚で、その分コラーゲンを豊富に含んだ魚です。 フリーズドライにしてサプリメントとしても販売されているほどです。 また、干物にしても美味しいそうです。げんぎょは新鮮なうちは美味なのですが、時間が経つと鮮度が落ちてしまい、味が一気に落ちてしまいます。 とても扱いにくい魚ですので、どうしても地元での消費に限られてしまってます。 遠くまで流通させていると食べられなくなるほどです。 その時期にこの地方に出かけなければ、食べられない貴重な鍋です。
材料(2人分)
・げんぎょ:1尾
・大根:30g
・人参:20g
・長ねぎ:20g
・味噌:20g
・出汁
1.大根と人参は短冊切りにします。長ねぎは小口切りにしておきます。
2.げんぎょは内臓と頭をとってぶつ切りにします。
3.出汁を沸騰させたら、げんぎょを入れます。灰汁をすくい取りながら煮込みます。
4.煮立ったら、大根、人参を入れさらに煮込みます。
4.具材が柔らかくなったら、長ねぎを入れます。
5.最後に味噌を少しずつ溶き込ませれば、完成です。